私たちは時として病気にかかります。
そして病気から快復した後は、笑顔のあふれる日常生活へと戻っていきます。

しかし、世界には「ハンセン病」をわずらっただけで、そしてその病気は既に完治しているにも関わらず、社会から棄てられ、差別を受けている人が多くいます。

私たちYayasan Satu Jalan Bersamaは、ハンセン病の新規患者数が世界で3番目に多いインドネシアで、「ハンセン病快復者とその家族の笑顔が差別によって奪われることのない社会」の実現のために活動しています。

ハンセン病快復者とその家族に対する差別をなくすために必要なこと、それは、彼ら一人ひとりの魅力を社会に伝えていくことだと私たちは考えます。

ハンセン病の快復者やその家族も、私たちと同じように一人ひとりが違った魅力を持っています。これまでに受けた差別や苦しい生活の経験から、私たち以上に、人に対する優しさや生きていく強さを持つ人もいます。

しかしながら、偏見によってハンセン病の快復者は「怖い、恐ろしい」といったイメージが定着してしまっている状況では、彼らの魅力が社会に届くことはありません。

私たちは、活動を通してハンセン病快復者と共に生活する中で、変形した外見ではなく、彼らの内面を感じます。そして、私たちが出会った魅力あふれる人の物語を発信することで、社会のハンセン病に対するネガティブなイメージを、ポジティブなものへと上書きしていきます。

ひとつの出逢い、ひとつのつながりが、「ハンセン病快復者とその家族の笑顔が差別によって奪われることない社会」を実現するための種となることを私たちは信じています。

Project

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名称Yayasan Satu Jalan Bersama:サトゥ ジャラン ベルサマ
設立2019年12月
住所Jl. Raya Permata Blok AA No. 13 Kota Baru Driyorejo, Gresik
連絡先info@satujalanbersama.org
連絡先+62 812 1068 8346(インドネシア)
Projectワークキャンプ事業 / 啓発事業 / 就労支援事業 / 教育支援事業
Member財団監督Yuli Astuti
財団監督Umarotun Niswah
運営代表Nadhila Beladina
書記役Cheputri Rahma Astrini
会計役Ester Inne Yosevin Purba D
財団監査者Cakra Hagai Arpati SM
Project Coordinator高島雄太
沿革2009高島雄太が大学を一年間休学し、Sitanala村(ハンセン病快復コロニー)に住み込む。
2010インドネシア大学の学生とLeprosy Care Communityを設立。
2010西ジャワ州タンゲランのSitanala村、東ジャワ州トゥバンのNganget村で活動を開始。
2013中部ジャワ州ジュパラのDonorojo村、東ジャワ州モジョケルトのSumberglagah村で活動を開始。
2019Yayasan Satu Jalan Bersamaを設立。
報告書20142014年活動報告書(英語)
20152015年活動報告書(英語)
20162016年活動報告書(英語)
20172017年活動報告書(英語)
20182018年活動報告書(英語)